こんにちは。

アトピー性皮膚炎の患者さんの中で、かゆみや湿疹がひどく日常生活に支障をきたしていたり、見た目に悩む方もおられると思います。

外用治療のほかに生物学的製剤を使用した治療も当院ではご紹介しております。当院では、サノフィ株式会社さんから出ているデュピクセントを取り扱っております。

今回は、当院にアトピー性皮膚炎で通院されている患者さんに了承を得てお写真を掲載させていただきます。

初診時、皮疹も多く、かきむしったあともみられ、かゆみも強いと言われておりました。

以下のお写真はその際に撮影したものです。

ここからデュピクセント注射を2週間に1回おこない、1か月半経過後(デュピクセント3回投与)のお写真が以下のお写真です。

かゆみは10段階のうち10から3程度まで落ち着いたと言われ、皮疹も少し落ち着いた印象です。

デュピクセントは自己注射になるので、医師、看護師で指導しサポートしていきます。高額療養費制度に関しては、医療事務がしっかり説明させていただきます。

デュピクセント投与にあたり、出現する可能性のある副作用として、過敏症反応や注射部位の反応、結膜炎、ヘルペス感染等あります。投与後気になる点はご相談ください。

デュピクセント自己注射での症例紹介” に対して2件のコメントがあります。

  1. 上野 より:

    デュピクセントを打ちたいのですがどうすればよろしいですか?

    1. もみの木花子 より:

      お問い合わせありがとうございます。
      まず、初診時の予約は必要ありませんので、皮膚科診療でお越しいただき、医師診察を受けていただきます。

      デュピクセントは通院で定期的に医療従事者が注射を打つ場合と、ご自宅で自己注射する場合とあります。
      通常、開始前に医療事務より、高額療養費や限度額申請等のお話があり、看護師から注射使用方法などの説明があります。
      また、開始時のみ、スコア採点のために下着一枚になっていただくことがあるのでご了承ください。
      以上のようなことが初回にありますので、1時間程度お時間いただくかと思います。

      また、かくふくをお持ちの場合とそうでない場合とで、開始時のタイミングが違うことがありますので、詳細はお電話もしくは受診時に状況をうかがい説明できるかと思います。

      ご検討よろしくお願いいたします。

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